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土岐麻子の初エッセイ集 『愛のでたらめ』[]

土岐麻子の初エッセイ集 『愛のでたらめ』
2015年12月10日より全国書店・ネット書店にて発売!!



アルバム「Bittersweet」の背景とも言うべき、〈愛・仕事・結婚・老後〉に惑う大人の女性に送るエッセイ集。土岐麻子の歌詞、エッセイ、Instagram、Twitterから、あなたの心に突き刺さり、明日への元気が湧いて来る言葉を選りすぐりました。
「わかる~!」と笑ってしまうくだらない瞬間から、生きる意味や失敗談、男と女の話、アイドル論、街で見かけた気になる光景、ポップミュージック論、昨日見た夢の話まで、土岐麻子の世界を味わえる一冊です。
 
装幀:名久井直子
特別収録:ジェーン・スー、柚木麻子との対談
 
◆仕様
定価:1500円+税/判型:四六判/ページ数:176頁/ISBN 978-457615150-2
発行元:株式会社二見書房 〒101-8405 東京都千代田区三崎町2-18-11堀内三崎町ビル
URL:http://www.futami.co.jp/
 
◆contents
・書きおろしエッセイ
・故郷の代々木上原を訪ねた撮りおろし写真(撮影:SUSIE)
・ツイッター、インスタグラムから選りすぐりの言葉、写真、イラストを掲載
・OLみちこと同居人のひよこちゃんの愛憎入り交じる爆笑マンガ「ひよこ劇場」
(作・画 土岐麻子)
・描きおろしひよこちゃん福笑い
「生まれ変わったら何になる? ドキドキ! 選べるひよこちゃん 来世トッピング」
・貴重な子ども時代の写真を掲載
・特別収録 〈対談〉ジェーン・スー×土岐麻子 柚木麻子×土岐麻子
 
◆著者からの言葉 (「はじめに」より)
 
私が2015年に発売したアルバム「Bittersweet」は、“女は愛に忙しい”というサブタイトルがくっ付いた曲から始まります。
 
日々、恋愛に仕事に、愛の出番は引っ切り無し。しかし愛ゆえの面倒なことになったりもして、じゃあ本当の愛ってなんだろうと自問自答し、ああ、なんて愛がないのだ!と世の中に絶望し、ていうか愛なんてなければラクなのによう、と自暴自棄になり、そんなとき友人からの愛のある説教に助けられて、そしてまたつまらない自己愛にもがいたりする、本当に愛に忙しかった不惑目前の私をモデルにした1枚でした。
作品のなかではそんな愛のクソミソを整理して洗練させた言葉がならんでいますが、この本では、それ以前にツイッターやインスタグラムにてただ散らかした言葉や絵を中心に編集されています。(中略)
 
いわば「Bittersweetの楽屋裏」。
 
こういう本を出しましょうとご提案いただいたときは、正直、無防備な言葉が多過ぎて恥ずかしいと思いましたが、読み返すうちに、かつて授業中にクラスメイトとやりとりしていた手紙のことを思い出しました。
「ねむいー」だの「退屈ー」だの「アイス食いたいー」だの、なんてことのないくだらない瞬間の叫びなんだけど、いつしか蝉丸並みの名句が飛び出したり生きることの意味やら宇宙の法則やらに発展したりして。ヒマな時間ととりとめのない会話って、けっこう大事だと思うのです。
大人になったいま、ああいう貴重なダベり方はなかなか出来ないけど、この本が、あなたの話し相手になれればと思います。
 
とりとめのない言葉とでたらめな愛で、端正な明日がやってきますように。